生地紹介(三島柄)

今日は、私ども「インテリアハウス窓」が先染め織物に優れているメーカーに、糸を染める段階から依頼して製作した生地を紹介します。

当店、初めての試みです。

「三島柄」と、言います。

「三島柄」とは、「インテリハウス窓」のある町に隣接した三島市に古くからある独自の柄です。

「三島茶碗」に施された象嵌文様をモチーフにしており、旧暦「三嶋暦」の仮名の崩し文字をルーツにしたものです。

この柄の良さを伝えるための糸の色選びにも、力を注ぎました。

何度も試作を繰り返しできましたのがこの4色です。

落ち着いた　「紫紺」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポイントに　「赤胴」

溶け込む　「山吹」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひきしめる　「墨」

生地もしなやかでいて程よい重みもあり、ヒダがとてもきれいにでます。

縦の模様の流れと、美しいドレープとが相まって、遠目からはすっきりとした印象にも見えます。

縫製は柄を生かすため、ワンタック(ヒダ山を少なく小さく)にしました。

和室にもちろん、モダン・ナチュラルのお部屋にもしっくり合ったと言うお声を、いただいております。

ご興味ございましたら、ぜひご来店をお待ちしております。